2023年02月06日


ホームスクールで過ごしている息子が、小学6年時の冬に「英検2級 一次試験」を受験しました。

小3の時から1日1時間の英語勉強を、塾にも行かず通信やオンラインもやらず、独学でやり始めてそろそろ4年が経とうとしています。

結果は、合格です。


  
 総合スコア   1630/1950

  リーディング  560/650
  リスニング   580/650
  ライティング  490/650
              ※端数は微調整してます。


1950点満点で1630点なので、正答率は83%ですね。まあまあの結果です。今回の
ライティング問題のテーマが「選挙のネット投票について」だったのですが、そのテーマについて知識不足の様でした。まだ11歳ですから仕方ないですね。リスニングの成績が良いのは嬉しいですし、英検2級は高校卒業レベルなので、「凄いね~」と褒めました。いや、本当です。私の高校3年の秋の時期より、息子の方が英語ができるんですから。

でも息子には、「己惚れるなよ。ネイティブで言ったら4歳程度の英語力なんだぞ」と、満足しないようにとも伝えています。実際、まだまだ英語が喋れるというレベルではありませんからね。

今回は試験対策はあまりせずに、英語の勉強で好きな範囲を1ヶ月前から1日2時間位やってもらいました。前回の
単語の暗記がつまらなかったそうですので、今回の勉強の内容は本人におまかせ。とりあえず「楽しくやってね」と。

息子は単語帳の「DUO」が好きなのですが、今回は「DUO select」から「DUO 3.0」に切り替えました。引き続き登場する「ボブ」という人物が出て来る話題が楽しいらしく、「ボブはジェニファーに拒絶され続けて自信を喪失した」とか「ボブが、それには反対だ、と言って会話に割り込んで来たけれども、誰も耳を貸さなかった」とか「ボブは根がナマケモノだから、与えられた仕事をしばしば怠ける」といつもボブばかりネガティブな内容らしく、隣室から「あはは~~。ボブ、またか~」という声がよく聞こえてきたので、それなりに楽しく勉強をやってるようでした。

テスト本番では、会場までモノレールに乗ったり、会場が新設の医大で校舎が最新でピカピカで、大学の「ザ 講堂」という雰囲気の教室だったので、本番は凄く楽しかったようです。「プラネタリウムで試験してるみたい~」と喜んでました。

試験会場まで付き添った私は、テスト中2時間半、鎌倉の山をずっと散歩していました。北鎌倉から源氏山へ至る山道は起伏が激しくて楽しいですよ。途中、道に迷いましたが、スマホを持っていない私は、駅・源氏山・鎌倉中央公園の3ヶ所にあった地図の看板だけを頼りに往復しました。地図を見つけた時の喜びは、ドラクエで重要アイテム取った時のような喜びなんです。次に進めるぞと。

息子には「試験終了後に出口で父ちゃんがいなかったら、道に迷ってるから先に一人で帰ってね。」と言っていたので、試験よりそっちの方が緊張したそうです。

二次試験は2月末で、結果は3月になりますが、その次以降の「準1級・1級」は中学高校6年間(の年齢)の間にのらりくらり受けてもらって、それよりも海外英語の「TOEFL」に意識を向けていって欲しいと思っています。

もともと「英検」の受験自体は、所属する学校への「学校行ってなくてもホームスクーラーは大丈夫なんですよ」という証明を見せる為のようなもので、英語を勉強する本来の目的は、実用的な「海外英語を身に付けること」です。

次回の海外旅行では親はそっと後ろに下がって息子が前に出て英会話をしてもらいたいので(元から父親母親ともに英語がしゃべれないですし)、そういった意味でこれからちょっとずつ「TOEFL」を意識して欲しいですね。というか、私自身「TOEFLって何?」というレベルで、受験したこともありません。私もこれからちょっとずつ調べてみますー。





(22:06)

コメントする

名前
 
  絵文字